俳優の佐藤隆太(45)が10月7日スタートのフジテレビ系連続ドラマ「新東京水上警察」(火曜・後9時)に主演することが13日、分かった。連ドラ主演は日本テレビ系「でたらめヒーロー」(2013年)以来、12年ぶりとなる。

 作家・吉川英梨氏の「新東京水上警察」シリーズが原作。東京の海や川を管轄する東京水上警察署に勤務するベテラン刑事(佐藤)が凶悪犯を追い詰める。バディの若手エリート刑事役はNEWSの加藤シゲアキ(38)。船を操縦する警視庁の専門職員を山下美月(26)が演じる。

 同局によると「水上警察」を題材にしたドラマは、国内の連ドラ史上初。佐藤も「この作品に挑戦するということに気概を感じましたし、そんな中で自分に声をかけていただけたことは本当に光栄です」と気合を入れる。

 実際の船を使い、海で追いかけ回す“シーチェイス”も見どころの一つ。撮影用にも複数の船を出し、ドローンも駆使している。撮影は5月から入っており、波や悪天候、船酔いとも闘う日々。大野公紀プロデューサーは「普段の陸での撮影とはケタ違いなほどカロリーをかけて航行してきました」と振り返る。

 佐藤は「(山場の撮影は)体力的にもかなりハードでしたが、その経験を通して現場全体に一体感が生まれたと感じています」と強調。加藤も「これまで日本のドラマでは見たことがないようなシーンがたくさんあります」と手応えを明かす。

山下は「船の撮影は正直、暑すぎて記憶が薄れていて…」としながらも「チーム一丸となって頑張ったなという記憶だけはあります!」と冗談交じりに充実感を語った。

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