◆第73回中京記念・G3(8月17日、中京競馬場・芝1600メートル)追い切り=8月14日、栗東トレセン

 木曜追いを選択したシンフォーエバー(牡3歳、栗東・森秀行厩舎、父コンプレキシティ)は初コンビとなる松若風馬騎手を背に、坂路で最終追い切り。最初の1ハロンを12秒4で入ると、2ハロン目を11秒5で飛ばした。

全体は49秒1―13秒2の1番時計だが、折り合いに不安が残る内容。「ちょっとコントロールがしづらくて…。乗り難しいですね」と鞍上は表情を曇らせた。ただ、この時計が出るのだから体調は悪くない。

 ダートではあるが、サウジダービーで2着、UAEダービーでも4着と海外で善戦したように力はある。「今日の調教を踏まえて、逃げて自分のペースで運びたいですね」と先行策を示唆した。単騎逃げがかないそうな組み合わせで、どこまで粘れるか。

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