個人馬主初のJRA通算2000勝へあと1勝と迫る、「メイショウ」の冠名で知られる松本好雄オーナーは今週、札幌、新潟、中京の3場で計20頭出しでメモリアル勝利を狙う。

 “初陣”は土曜中京2R・2歳新馬のメイショウハッケイ(牝、栗東・本田優厩舎、父ダイワメジャー)。

今週は栗東・CWコースで5ハロン68秒6―11秒3を優秀な時計をマークしている。松山弘平騎手は「お世話になっている方なので、決められたらいいですね」と意気込む。

 松本オーナーの騎手別勝利数で最多となる173勝をマークし、今年の宝塚記念もメイショウタバルで勝つなど縁が深い武豊騎手は3頭に騎乗。土曜は札幌6Rでメイショウゲキハ(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎、父トランセンド)、7Rでメイショウアゴナス(牡3歳、栗東・本田優厩舎、父スワーヴリチャード)、日曜は札幌3Rでメイショウキンタイ(牡3歳、栗東・高橋亮厩舎、父フィエールマン)の手綱を執る。

 日曜中京7Rの中京記念・G3にはメイショウシンタケ(牡7歳、栗東・千田輝彦厩舎、父ワールドエース)が出走。前人未到の記録が達成されるか、注目が集まる。

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