◆第61回札幌記念・G2(8月17日、札幌競馬場・芝2000メートル)=8月15日、札幌競馬場

 前走の大阪杯で5着だったホウビスケッツ(牡5歳、美浦・奥村武調教師、父マインドユアビスケッツ)は、この日の朝も馬場で軽く調整。5月末からみっちりと乗り込まれてきただけに、馬体もしっかりと仕上がり落ち着きも十分。

状態は万全と言っていい。

 中尾助手も「長く調整できたので逆算しやすかったです。かなりいいですよ。落ち着きがあるけど、気合も乗っている。去年の毎日王冠前は本当に夏バテがすごかったけど、今年は全然違います。精神面、肉体面と成長が見えます」と笑顔を見せた。前走はハイペースに巻き込まれるもしぶとく粘り地力を見せた結果。「能力を再確認できました。ゲートセンスがいいので、周りを見ながら競馬ができると思う。賞金を加算して、使いたいところを使えるようにしたいですね」と気合をのぞかせた。

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