◆第73回中京記念・G3(8月17日、中京競馬場・芝1600メートル)=8月15日、栗東トレセン

 エコロヴァルツ(牡4歳、栗東・牧浦充徳厩舎、父ブラックタイド)はDPコースを軽快なフットワーク。以前は課題だった折り合いもスムーズで、精神面の成長を感じさせた。

 「普段の調教から落ち着きがあります。(3歳時は)クラシックだったので、長いところを走っていましたが、現状は2000メートルくらいまでが競馬がしやすい」と牧浦調教師。前走の安田記念は、9走ぶりのマイル戦で7着も勝ち馬からは0秒5差。道中は3コーナー手前で進路が狭くなり、ポジションを下げる不利も響いた。「(中京マイルは)競馬はしやすいかなと思います。G1に出て行くには、賞金は加算しておきたい」とトレーナーは力を込めた。

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