吉本新喜劇の川畑泰史と、すっちーがこのほど、9月18日にSkyシアターMBSで上演される「YOSHIMOTO SHINKIGEKI 字幕付!世界に飛び出せ!バタやんすち子の大冒険」に向け、取材会を行った。

 大阪にぎわい創出事業の一環で、世界で一番笑える一週間を目指し、国内外のトップコメディアンが大阪に集結。

日本だけでなく、海外の人も楽しめるイベントとなっている。脚本、演出の川畑は「これからなんとか世界に新喜劇をと。その前に全国行けよっていう話なんですけど、世界も視野に入れられるというので、ワクワクしております」と笑顔。すっちーも「いつか世界に飛び出したいと思っていたので、世界に飛び出せって、やっとゴーサインが出ました」と喜んだ。

 今回、英語と中国語の字幕やプロジェクションマッピングを使用しての上演に挑戦する。すっちーは「字幕がついてるということは好き勝手できない。そこはちょっと不安ですけども、いろんな国の方々に吉本新喜劇っていうのを知っていただく機会になると思いますし、これをきっかけに新喜劇がもっともっと広がっていけば」と意欲的。川畑は「ギャグや決めぜりふなんかがバーンと飛び出すような演出も考えています」とアピールした。

 字幕があることで、アドリブに制限が出てくる心配もある。台本も見たことがないほど分厚いそうで、すっちーは「出演者がほとんどが感覚でやってる人ばっかり。世界に向けてちょっとだけ気合を入れて覚えようっていうのがあります」と告白。2人そろって間寛平GMの予測不能な動きに戦々恐々としており、川畑は「秘策を考えております。

見終わった後、この2人やりよったなと思ってもらえるような秘策です。ただ、それが寛平さんにどこまで通用するかわからない。暴走されても面白いのでは」と苦笑いした。

編集部おすすめ