◆プロボクシング ▽WBO女子世界スーパーフライ級(約52・16キロ以下)タイトルマッチ10回戦 王者・昼田瑞希―同級8位ナオミ・カルデナス(8月15日=日本時間16日、米カリフォルニア州チュマッシュ・カジノ・リゾート)

 WBO女子世界スーパーフライ級王者・昼田瑞希(29)=三迫=が8月15日(日本時間16日)に米カリフォルニア州のチュマッシュ・カジノ・リゾートで5度目の防衛戦に臨む。

 14日(同15日)に前日計量が行われ、昼田は114・8ポンド(約52・07キロ)でクリアしたが、挑戦者の同級8位ナオミ・カルデナス(26)=メキシコ=がリミットより0・8ポンド(約363グラム)オーバーの115・8ポンド(約52・52キロ)で計量失格。

両陣営合意の上、試合は昼田が勝利の場合はタイトル防衛、カルデナスが勝利の場合はタイトル空位という条件で実施することとなった。

 昼田は所属ジムを通じ「たくさんの方のおかげで今日までしっかりと準備が出来ました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。明日は必ず勝ちます! ベルトを持って笑顔で日本に帰ります! No pasa nada!(スペイン語で「どうってことないよ」の意味)」とコメントした。

 昼田はアマチュアで29勝(13RSC)16敗の成績を残し、21年10月にプロデビュー。22年12月にプロ4戦目でWBO女子世界スーパーフライ級王座を獲得。今年5月、米カリフォルニア州コマースで同級1位カーラ・アイレン・メリノ(25)=アルゼンチン=を3―0の判定で下し4度目の防衛に成功。カルデナス戦は、3戦連続での米国での防衛戦となる。

 メリノ戦で米国で最も権威のある専門誌「ザ・リング」が認定するリング誌同級王座を獲得。ボクシング記録サイト「BoxRec」で同級1位にもランクされている。

 戦績は昼田が8戦全勝(2KO)、カルデナスが9戦全勝(2KO)。

編集部おすすめ