ラグビー日本代表が15日、カナダ戦(30日、ユアテックスタジアム仙台)から始まるパシフィック・ネーションズカップ(PNC)に向けた合宿を始動させた。FW(東京)とBK(宮崎)で分かれて始まり、この日はFW陣が都内で練習を公開。
7月のウェールズとの2連戦、木村は2戦目で代表初キャップを獲得。「もっと試合に出たい、もっと勝利に貢献したいという気持ちが生まれた」と、桜のジャージーの重みを実感した。一度代表が解散後は個人でトレーニングを積み、体脂肪も「結構」落として今合宿に参加。「ジャパン・ファーストという気持ちがより強くなった」という思いを胸に、乗り込んだ。
FW陣で行う3日間の合宿、木村は「目的と、自分たちのアイデンティティーは何かというものをもう一回確認して。ディスカッションした」。まずは選手間のつながり、絆を深めることをチームで確認。17日にはBK陣が合宿を張る宮崎に移動し、日本代表として本格的に動き出す。
かつての伝統的強豪国、ウェールズ代表と1勝1敗とした日本は、PNCで19年以来となる優勝を目指す。6か国で争う今大会、フィジーなど強豪との対戦も見込まれる。