米国遠征から帰国した富田暁騎手が8月19日、栗東トレセンで調教騎乗を再開した。昨年の11月から渡米し、師匠の木原一良調教師が定年引退するため2月中旬に一時帰国したが、その後、再渡米。
「苦しい経験が多かったですが、自分の中ではすごくいい経験になった。騎手としてだけではなく、人間としても成長できたと思う。(米国では)めちゃくちゃ乗れた訳ではないですが、馬に乗れる、競馬に乗れるありがたさを感じられた。競馬に対して貪欲になりましたね」と振り返った。「この経験を生かすも殺すも自分次第。得たものを出せるように頑張りたい」と力を込めた。今週末の23、24日は中京で騎乗する予定。