8月24日に札幌の2歳新馬(芝2000メートル)で初陣を迎える予定のウインベルチェーロ(牝、美浦・手塚貴久厩舎、父エピファネイア)は、22年の香港ヴァーズを制したウインマリリンの半妹という血統馬だ。8月19日は札幌競馬場の角馬場で運動後、ダートコースをキャンターで1周半の調整を行った。

 名畑助手は「こちらに入厩後、初日は物見をしたりしたが、2日目以降は順調にこられています。思った以上に環境に慣れて、体重は戻りつつありますし、レースには問題ない状態でいけると思います。お姉さんにそっくりな大跳びなフォームで走るし、まだ体は使い切れていませんが、美浦でもあれだけ(追い切りで)動けていますから水準にはあります」と説明した。素材の良さを感じさせる雰囲気で、初戦から注目の一頭だ。

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