J1のC大阪は21日、17歳のMF久保瑛史の加入を発表した。

 すでに練習にも参加している瑛史は、173センチで利き足が左足、アタッカータイプの兄・建英=Rソシエダード=とは異なり、右足が利き足で身長も180センチあるボランチ。

横浜FM、Rソシエダードと下部組織をわたり歩き、C大阪に加入することが決まった。元日本代表MF香川真司、6月にオーストリア1部ザルツブルクへ移籍したMF北野颯太らと同じく、大阪の地から世界に羽ばたく活躍が期待される。

 背番号は、クラブでかつて香川がつけ、建英もマジョルカ在籍時に背負った番号と同じ、「26」に決まった。本人はクラブを通して「こんにちは!背番号26、久保瑛史です。今回セレッソ大阪に加入することができてとても嬉(うれ)しく思っています。一日でも早くセレッソ大阪の一員としてチームの力になれるように、そして勝利に貢献できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!」とコメントしている。

 ◇久保瑛史(くぼ・えいじ)2007年9月7日、神奈川・川崎市生まれ。17歳。横浜Mの下部組織でプレーし、19年にはU―12ジュニアサッカーワールドチャレンジにも出場。横浜MのU―15でもプレーした後、建英と同じく22年にRソシエダードの下部組織に加入。昇格を果たし、U―19でプレーしていた。利き足は右。

180センチ、73キロ。いとこには陸上女子800メートル日本記録保持者の凛=東大阪大敬愛高=がいる。凛の父が久保兄弟の父の弟にあたる。

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