J1のC大阪に、MF久保瑛史が加入することが21日発表された。兄はRソシエダードでプレーする日本代表の建英。

左足を利き足とするアタッカータイプの兄とは違い、右足を軸にゲームを作っていくボランチだ。背番号は26に決まった。

 スペインの地元紙「NOTICIAS DE GIPUZKOA」によると、「久保瑛史は、レアル・ソシエダのユースチームで3シーズンを過ごしたが、今シーズンをもって同チームでのプレーを終了した。この若き選手はこの夏、学業上の重要な決断を迫られた。ギプスコア州で学び続けるか、母国で新シーズンを始めるかだ。そして最終的に母国で新シーズンを迎えるかの選択を迫られた。この決断が、セレッソ大阪への移籍につながった」と、報道された。

 また、W杯イヤーでもある建英の去就については「このニュースはファンの間で不安を抱かせたかもしれないが、彼のクラブからの退団はタケの将来に何ら影響を与えるものではない」と、強調。争奪戦もうわさされる日本の至宝は、W杯イヤーでどんな決断を下すのか。引き続き、注目が集まる。

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