◆明治安田J1リーグ▽第27節 柏4―2浦和(22日・三協F柏)
浦和は前半奪った2点のリードを守れず、柏に2―4と逆転負けを喫して優勝戦線から後退した。後半途中から暑さの影響もあってか足が止まり、柏のボール保持にさらに体力を削られて4失点。
特に後半は一方的に攻め込まれ、途中交代でフレッシュな選手を投入しても押し返すことができず。試合後はサポーター、そして選手たちにもフラストレーションがたまっていた。GK西川周作は「試合後は少し感情的になったんですけど、大事なことはばらばらにならないこと。耐える時間が長くなることは覚悟していたので、2点とっても油断せずにという気持ちで挑んだんですけど、失点後は後ろ重心になってしまった。なぜそれが起きたのかを、チームとして改善していかなければ」と話した。
右サイドでチャンスに絡んだMF金子拓郎は「試合後は感情的になるところがあったので、具体的な話はしていないですけど、本当にまだ終わっていない。あきらめちゃったら終わりなので、前を向いてやっていこう、という話しはしました」と明かした。暫定で首位に立った柏との勝ち点差は6。屈辱の敗戦をどう受け止めるかが、シーズン終盤戦に向けた鍵となる。