◆明治安田J1リーグ▽第27節 新潟1―2鹿島(23日・デンカS)
鹿島は新潟に2―1で競り勝った。途中出場のFWレオセアラが後半42分に決勝点を挙げた。
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苦戦の末に、敵地で勝ち点3をもぎ取ることに成功した。
先制点は相手のミスから。前半4分、ハイプレスで敵陣深くでボールを奪うと、加入後初先発のFWエウベルの横パスをFW鈴木優磨が流し込んで先制に成功した。
しかし、今度は鹿島のミスから同点弾を与えてしまう。右サイドを押し込まれる局面が目立った中、DF濃野公人のバックパスが緩くなったところから、相手にゴールを許した。
後半開始からFWチャヴリッチを投入して右サイドの優位性を取り戻すことを試み、右MF起用のMF樋口雄太は舩橋佑に代わってボランチの位置へ入った。
一進一退の攻防が続き、GK早川友基の好セーブも飛び出す展開となったが、試合の決着は「スーパーサブ・レオセアラ」がつけた。
先発を外れていたJ1得点王は後半24分にピッチに立つと、42分、左サイドからの折り返しを合わせて勝ち越し点を奪った。