◆明治安田J1リーグ▽第27節 横浜FM―町田(23日・日産ス)

 横浜FMが8連勝中と絶好調の町田と0―0で引き分け、得失点差で17位の湘南を上回り、ついに降格圏内を脱出した。

 試合前まで降格圏内の18位だったが、直近5試合で3勝1分け1敗で残留圏内の17位湘南まで勝ち点1差。

湘南の結果次第では、4月9日の川崎戦(3△3)以来の降格圏脱出の可能性がある一戦だった。

 開始3分にセットプレーからピンチを招くが、GK朴がセーブ。その後も町田のMF相馬に連続でシュートを浴びるなど押し込まれる展開が続くが、球際の攻防で序々上回りペースをつかむと、右ウィングに入った新加入のFWクルークスがクロスからチャンスメイクを図る。

 すると同33分には低い位置からボールをつないで前進すると、左ウィングのFW宮市がカットインから右足シュートでゴールを狙う。さらに同36分にもMF植中がミドルシュートを放つなど惜しいシュートが続き、積極的なプレーを見せたが、前半は0―0で折り返した。

 後半は立ち上がりにピンチを招くも、GK朴が好セーブを連発。試合終盤には途中出場の松村が決定機を作るなど攻め込んだが、ゴールは奪えず。それでも、一進一退でタフなゲームを戦い抜き、引き分け。湘南が岡山に敗れたため、勝ち点で並び、得失点差で上回った。

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