俳優の横浜流星が主演するNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜・午後8時)の第32話が24日に放送され、世帯平均視聴率9・2%を記録したことが25日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 初回は12・6%でスタートした今作。

今回は前回の9・0%から0・2ポイント増。個人視聴率は5・3%だった。

 大河ドラマ64作目となる同作は日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯を笑いと涙と謎に満ちた物語として描く。連続テレビ小説「ごちそうさん」(2013年)や大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)などを手がけた森下佳子氏が脚本を担当。NHKドラマ初出演の横浜が主人公を演じる。語りは蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として出演の綾瀬はるかが担当する。

 第32話は「新之助の義」。蔦重(横浜流星)は新之助(井之脇海)を訪ねると、救い米が出たことを知る。蔦重は意次(渡辺謙)の対策が功を奏したと言うが、長屋の住民たちから思わぬ反発にあう…と展開した。

 公式インスタグラムでは、次回31日の第33話に出演するタレント・有吉弘行の姿がアップ。徳川家臣で有名な服部半蔵の子孫であり、松平定信にある知らせを伝える白河藩士という役どころ。有吉は初の大河で、フォロワーやネットは「びっくり~ぃぃぃ」「本当だったんですねー」「侍姿お似合い」「えーーー!新鮮!」「まさかの!」「まじか」「びっくり」「え?有吉べらぼうに出るの?」と仰天していた。

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