嵐の松本潤が主演するTBS系日曜劇場「19番目のカルテ」(日曜・午後9時)の第6話が24日に放送され、世帯平均視聴率が9・6%を記録したことが25日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 初回は11・4%でスタートし、第2話11・6%、第3話10・0%。

第4話は10・3%。第5話は9・6%。今回は前回から横ばいで、個人視聴率は5・9%だった。

 同ドラマは、富士屋カツヒトさんによる連載漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」が原作。脚本は「コウノドリ」シリーズの坪田文さんが手掛ける。病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出し、生き方そのものに手を差し伸べる19番目の新領域・総合診療医を描く新しいヒューマン医療エンターテインメント。松本は自身初となる医師役で、魚虎(うおとら)総合病院に新設された総合診療科に所属する総合診療医・徳重晃(とくしげ・あきら)を演じる。

 第6話では、総合診療科は内科から相談を受け、在宅ケアを望む患者の訪問診療を受け持つことに。徳重(松本潤)は、滝野(小芝風花)に担当を任せることを決める。滝野にとっては初めてのターミナルケア(終末期医療)。患者は、肺がんステージⅣと診断された半田辰(石橋蓮司)。静かに人生の終わりを受け入れている辰は、滝野に「かっこよく死にたい」と自らの希望を伝える。

一方で辰と同居している次男の龍二(今野浩喜)と、離れて暮らす長男の竜一郎(近藤公園)の、それぞれの複雑な想いを知る滝野は…。またその頃、魚虎総合病院の院長室に一人の訪問者が。それは徳重に内緒で島からやってきた赤池(田中泯)で…と展開した。

 終末期医療をテーマにした回でネットは「本当に涙が止まらなかった」「石橋さんの演技の凄さに感動」「泣きました」「看取りのシーンがグッときました」「大号泣」「石橋さん、さすが名優」と84歳のベテラン・石橋蓮司の熱演に感動する声が続出していた。

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