俳優の大沢たかおが25日、都内で行われた主演映画「沈黙の艦隊 北極海大海戦」(9月26日公開、吉野耕平監督)の完成披露舞台あいさつに上戸彩らと出席した。
「沈黙の艦隊」シリーズ第2弾。
この日は客席に撮影に協力した海上自衛隊員も座った。核ミサイルを抑止力として世界平和実現の野望を持つ海江田四郎を演じる大沢は「改めてパート1から大臣、防衛省、海上自衛隊のご協力のおかげで撮影できた。その協力に恥じないように僕らもベストの上のベストを尽くしました。改めましてありがとうございました」と感謝を述べた。
上戸は今作について「泣けました。ほろほろ泣けるシーンもある」と感想を語り、「是非皆さん感情をあらわにして見てほしい」と観客へ呼びかけた。
大沢は最後に「あとは見ていただくしかない。4年、5年前に準備が始まった作品。気がつけば望まないことではあるのだけど、残念ながらロシアやウクライナで戦争がはじまってしまった。撮影しながらどんどん作品が現実世界に近づいていく感覚があった。日常と対比してまたお客さんとして僕も見たい」と語った。