柄本明＆佐藤Ｂ作＆笹野高史、５０年以上親交の３人が共演　佐藤「千秋楽まで生きているのか」
主演舞台の意気込みを語った柄本明（中央）と励ましで肩をもむ渡辺えり（右から２人目）。同席した（左から）笹野高史、江口のりこ（２人飛ばして）佐藤B作 画像（1枚）

　俳優の柄本明が２６日、都内で行われた主演舞台「また本日も休診～山医者のうた～」（１０月２３日～１１月２日、東京・明治座）の製作発表会見に出席した。

　医師で作家の見川鯛山氏のエッセーが原作。

昭和５０年代の那須高原を舞台に、診察所の日常を描く。２１年の「本日も休診」に続く、２度目の舞台化だ。

　この日、同席した佐藤Ｂ作、笹野高史とは自由劇場時代からの仲で、同学年。柄本は「この３人は大変古いんですよ。同窓会というか、また集まれて大変にうれしいです」と満面の笑みを浮かべた。

　一方の佐藤は「千秋楽まで生きているのか。この暑さですから、ひとり欠けて、ふたり欠けて…命をかけてやる演劇ですからね」。笹野も「長生きしていて良かったねご褒美演劇。まさか、この３人で演劇ができるなんて。今後、シリーズになって誰が死んでいくか。あいつは３作目で死んじゃったなって」とブラックジョークを放つと、柄本は「やめなよ、死ぬ死ぬって」と笑いながらツッコミ。５０年以上親交がある３人のテンポのいい掛け合いで、会場を大笑いさせた。

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