お笑いコンビ「NON STYLE」の石田明が26日、「2025年笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト『漫才ワークショップ』」に講師役で参加した。

 石田の漫才講義を受講後、東大生と現役のお笑い養成所NSC生がコンビを組み、共同でネタを作り、披露した。

 6組のネタを見た石田は石田賞を東大大学院生の久保春喜さんとNSC生のたかざわによる「NEO侍」に授与。久保さんの家業である刀鍛冶屋を設定としてライトな下ネタを盛り込んだ男女コンビ漫才を披露した同コンビを石田は「とてつもなく賛否はあると思うけど、振り切ったところが面白かった。群を抜いて声も出てた。刀鍛冶と下ネタがうまいこと融合していた」と評価し、参加した東大生たちへ「今後プレゼンが楽になると思う。皆さん強くなったとおもうので、これからも今日の経験を生かしてください」と言葉をおくった。

 久保さんは「まずは帰ったら(刀鍛冶をやってる)父親に『ありがとう』といいたい。普段自分が研究室でやってるちんけなボケを見直すきっかけになった。貴重な経験をありがとうございました」と感謝。相方をつとめたたかざわは「ほんとに久保君が本番にめっちゃ強いことがわかった」と久保さんをほめた。

 この日は漫才を東大生に教えた石田。逆に東大生に教えてほしいことについて聞かれると「今僕は小2の双子と年長さんの子供がいる。まだぎりぎり子供の勉強を教えられてるんですが、小4ぐらいから怪しいので、そのあたりを教えてほしい」と笑った。

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