◆天皇杯▽準々決勝 町田3―0鹿島(27日・Gスタ)
町田がクラブ史上初のベスト4に進出した。3得点はCK、ロングスロー、そしてロングシュートから。
前半15分にMF増山朝陽がCKを頭で合わせて先制。同21分にはFW藤尾翔太がロングスローを受け、そのまま反転して左足を振り抜き、追加点を挙げると、後半1分のMF下田北斗が自陣から放った“推定約55メートル弾”で勝利を決定づけた。
23日に行われた横浜FM戦(0△0)で公式戦の連勝が11で止まったものの、これで13戦負けなし。「今まさに、(町田の)力が試されてる時」と語っていた黒田剛監督は、勝ち上がりが決まると同時に両拳を突き上げた。悲願のクラブ初の主要タイトルまで、あと2勝だ。