◆天皇杯 ▽準々決勝 相模原1―1(PK2―4)神戸(27日・レモンS)
J3の相模原が、昨年度王者のJ1神戸に1―1で突入したPK戦で2―4で惜敗し、2020年度の秋田以来、5大会ぶりのJ3クラブの天皇杯4強入りを逃した。
主導権を握ったのは、相模原だった。
しかし、連覇を目指す神戸も決して引かない。前半30分、右サイドの競り合いからのこぼれ球に井出が反応しクロスを上げると、FW小松蓮が頭で合わせて同点弾を決めた。小松はJ2秋田から移籍後、公式戦初得点となった。
後半もスコアは動かず、延長戦に突入し、前後半計30分を戦い抜き、決着はPK戦にゆだねられることに。先行の相模原は1人目、4人目が失敗したが、神戸は4人全員が成功。3回戦でJ1川崎をPK戦で下すなど快進撃を続けてきた相模原の戦いは幕を閉じた。