天皇杯の準々決勝が27日、各地で4試合が行われた。

 町田は3―0で鹿島に快勝し、クラブ史上初の4強進出を決めた。

 3得点はCK、ロングスロー、そしてロングシュートから。リーグ優勝も争うライバル・鹿島に“力技”で3発を見舞い、公式戦13戦無敗で準決勝に駒を進めた。

 町田と準決勝で激突するのは、FC東京に決まった。浦和との準々決勝では前半に失点したが、後半にFWマルセロ・ヒアンの2ゴールで逆転勝ち。12大会ぶりの4強入りとなった。

 準決勝のもう1カードは、神戸―広島に決定した。大会連覇を目指す神戸は、準々決勝でJ3相模原(神奈川代表)と対戦し、1―1で突入したPK戦を4―2で制して、2大会連続のベスト4。広島は4―2で名古屋に快勝し、3大会ぶりの4強入りを果たした。

 今季のリーグ戦では神戸が広島にいずれも1―0で勝利しているが、開幕前の富士フイルムスーパー杯では広島が神戸に2―0で勝利している。

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