東京Vが28日、横浜FC戦(30日・ニッパツ)に向けて全体練習を行った。

 天皇杯4回戦で名古屋に1―2で敗戦してから、リーグ戦も京都、広島の上位陣と内容ではいい勝負を演じながら、決定機を生かせず、0―1、0―3で敗れて、公式戦3連敗中と苦しい状況が続く。

ボランチでリーグ戦11連続で先発出場しているMF平川は「内容は間違いなく良くなっている。京都、広島にもやれた部分はあると思っているので、勝負の際の部分のところが自分たちに来ていないというか、そこの甘さが出ている。(広島戦は)相手のストロングのセットプレーで、一発目でやられてしまった所が間違いなく試合を難しくしてしまった要因。上位に勝てるには足りないところ」と振り返る。

 そうした状況で、今節は降格圏内の19位横浜FCとの対戦。チームは現在14位ながら降格圏内との勝ち点差は6ということもあり、負けられない一戦となる。平川も「セットプレーの練習もかなりやってきている。横浜FCもそこが武器ですし、難しい試合になると思いますけど、もう1回、自分たちが大事にしてきたことをしっかり試合で表現できるようにしたい。ここで勝たなきゃいけないと思いますし、チームとして大事な試合というのはみんな分かっている。まずは結果が一番大事」と決意を示した。

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