東京Vが28日、横浜FC戦(30日・ニッパツ)に向けて全体練習を行った。
天皇杯4回戦で名古屋に1―2で敗戦してから、リーグ戦も京都、広島の上位陣と内容ではいい勝負を演じながら、決定機を生かせず、0―1、0―3で敗れて、公式戦3連敗中と苦しい状況が続く。
特に選手も含めてチーム全体で共有したのは、セットプレーの守備。広島戦では前半6分にCKの流れから先制点を奪われて難しい試合にしてしまっただけに、今週は重点的に準備をしてきたという。指揮官も「(広島戦で)準備してきたことを開始5分で崩してしまったのは自分たち。セットプレーとこぼれ球は、1週間をかけて準備を我々はしてきたつもりですけど、結果として何も準備をしていなかったのと同じ入りになったのが全て。やろうとしたこと、やれたことは自信を失うことは何もないですけど、結果的に何も準備をしていなかったのと同じ入りになったのが全て。自分たちのアプローチもアップデートしていかないといけないですけど、選手がこの前の現象をどう受け止めたかが大事になる。
また前々節の京都戦の試合終盤に後ろから危険なスライディングを受けて負傷したMF森田の横浜FC戦での復帰の可能性について聞かれた指揮官は「確かめながら、リバウンドを見ながらという感じになるので、極端な話で言えば、当日まで決断は延びる可能性はあるなと思います。なので色々なバージョンを準備していますし、それくらいひどいファウルだったと思います」と話した。