俳優の小野寺昭が2日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、人気刑事ドラマ「太陽にほえろ!」で共演し、今年4月28日に死去した俳優・露口(つゆぐち・しげる)さんを追悼した。

 1972年にスタートした日本テレビ系「太陽にほえろ!」の警部補「山さん」役で知られる露口さんが、4月28日、老衰のため都内の自宅で死去したことが分かった。

93歳だった。葬儀は近親者で既に執り行われた。

 訃報を受け、同作で「殿下」の愛称で親しまれた島公之刑事役の小野寺はXを更新。「ヤマさんお疲れ様でしたごゆっくりお休み下さい」と追悼し、「私とはキャラクターは違いますが、彼の背中を見ながら8年間ご一緒したのは、わたしの宝物です」と故人への尊敬の念と感謝をつづった。

 露口さんは、1994年のテレビ朝日系スペシャルドラマ「終着駅シリーズ」第4作を最後に俳優業からは遠ざかっており、95年のスタジオジブリのアニメ映画「耳をすませば」で猫の男爵・バロンの声を務めて担当して以来、目立った活動はなかった。

 ◆小野寺昭の追悼コメント全文

 露口茂さんがお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げます。合掌

 ヤマさんお疲れ様でしたごゆっくりお休み下さい。私とはキャラクターは違いますが、彼の背中を見ながら8年間ご一緒したのは、わたしの宝物です。露口茂さん、ありがとうございました。

編集部おすすめ