日本テレビ系バラエティー番組「カズレーザーと学ぶ。」(火曜・後10時)最終回が2日に放送され、レギュラー化から約3年で幕を閉じた。

 同番組は、MCの「メイプル超合金」カズレーザーが「今絶対知っておきたい人生が変わる新知識」をゲストと学び、生活に身近なテーマを3人の専門家が違う視点から解説する内容。

2021年10月にパイロット版が深夜帯で放送され、22年2月の特番で高視聴率を記録したことから、同年10月にゴールデン・プライム帯(午後7時~11時)レギュラーに昇格した。カズレーザーにとってGP帯では初の冠番組だった。

 この日は最終回SPと題し、第1回目と同じテーマである不老不死を特集。進化する光免疫療法などを取り上げた。

 エンディングで3年分の総括としてコメントを求められたカズレーザーは「正直に言うと、収録のたびに頭から煙がふくくらいしんどい番組でしたね。めっちゃ疲れるな、学ぶ、知るということは本当に疲れるんですけど。こんなに疲れるんですけど、やっぱ、知りたい、学びたいとい欲求がずっと、やっぱりあるなぁと。人間っていうのは前向きで欲深い生き物なんだなと、改めて思う番組ではありましたね」としみじみ語った。

 続けて「我々は教えてもらう、受け取るだけなのに、こんなに頭を使うんだと。それをゼロからくみ上げて我々に教える先生方というのは、比べ物にならないくらい大変なんですよね。でも手ごわい問題に携わって、大変と言うんですけど、決してつらいとは言わないんですよね。やめたいともおっしゃらないし。

有識者、見識者、研究者っていう人々は本当に気高い人々だなと。番組に協力してくださった皆様に感謝の言葉が尽きませんね」と述べた。「番組は終わるんですけれども、我々は人間をやめるわけではないので、たぶん、学びたいという欲求はずっと持ち続けると思うんですね。次の機会に備えて、私も学び続けようと思うので、皆さんも各々が自習に励んでいただければと思います。ぜひ機会があれば一緒に学びたいと思います。ありがとうございました」と言って頭を下げ、約1分半にわたって熱いメッセージを寄せた。

 なおカズレーザーのレギュラー番組をめぐっては、この日午後8時から放送されたテレビ朝日系バラエティー番組「家事ヤロウ!!!」(火曜・後8時)も最終回を迎え、7年半の歴史に幕を閉じた。

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