【オークランド(米国)5日=金川誉】6日(日本時間7日)に日本代表と対戦するメキシコ代表が、会場のオークランド・コロシアムで試合前日の記者会見を行った。FIFAランキングでも17位の日本を上回る13位のメキシコは、対日本戦で国際Aマッチ4連勝中。
アギーレ監督は「私が(11年前に)日本に着いた時、両チームに肉体的な部分でも類似点があったから私を雇ったと言われました」と振り返った。来年6月に開催国として迎えるW杯に向けたテストマッチについて「私がお願いしたのは、世界中のあらゆるタイプのチームと対戦したいということ。南米、欧州、アジア、アフリカなど。(FIFAランク)13位の私たちにとって、これらの試合は非常に有益になります」とした。また、「日本は最初に(W杯)予選を通過した。80%の選手が欧州でプレーしている非常に競争力があるチームだ」と分析していた。
メキシコは、北中米カリブ海サッカー連盟の王者を決める25年7月のゴールド杯で通算10度目優勝。主力は同大会でMVPに輝いたトルコ1部フェネルバフチェのMFエドソン・アルバレス、昨季までオランダ1部フェイエノールトでFW上田とチームメートだったACミランのFWサンティアゴ・ヒメネスら。高い技術を武器に、オールコートのプレッシングで主導権を握る攻撃的なスタイルが特徴となっている。