J1のG大阪は6日、大阪・吹田市内のグラウンドで約1時間半練習を公開した。この日、ACL2で使用されるボールを使ってトレーニングが行われた。
チームは17日に、パナソニックスタジアム吹田で東方(ホンコン・チャイナ)との初戦を迎える。ナムディンFC(ベトナム)、ラーチャブリーFC(タイ)と同グループに入り、MF安部柊斗は「勝たないといけないグループに入っていると思う。全勝してグループ突破というところが大事ですし、Jリーグの間にACL2が入ってきて移動もあるので、チーム全員で戦っていくしかない」と、一丸でのアジア制覇を掲げた。
ボールの感触としては「持った感じでは結構軽かったですね。パスが浮くな、とかそういう感じはありました」と、普段使用するJリーグの公式球との違いを体感。それでも、練習では鋭いシュートも突き刺し「ミドルとかは入っていたので、感触的には良かったですね」と、問題はなさそうだ。
自身は2年間、モレンベーク(ベルギー)でプレーした経験も持ち、高い強度はJリーグ屈指。芝の状態や気候の変化は懸念しつつ「難しいとは思いますけど自分自身、違う環境で2年間サッカーをやってきて、環境の変化には対応できると思う。特に問題はないかなと思います」と、いつも通りの姿勢で戦う。初戦を迎える前に、13日の浦和戦(パナスタ)も勝利に導き、チームにさらなる勢いをもたらす。