◆明治安田J1リーグ ▽第29節 町田―横浜FC(12日・Gスタ)

 町田はホームで横浜FCと対戦し、1―1で引き分けた。後半11分にDF細井響のロングスローからDF伊藤槙人に頭で合わせられて先制弾を献上。

しかし後半43分にFWミッチェル・デュークがFW相馬勇紀の折り返しを頭で合わせて引き分けに持ち込んだ。

 日本代表の米国遠征から帰還したDF望月ヘンリー海輝は、後半22分からMF増山朝陽に代わって右ウィングバックで出場。9日(日本時間10日)の米国戦から実質の中1日でプレーすることになった。後半32分には米国戦でも見せた左クロスからのヘッディングシュートで好機を演出すると、右サイドからも積極的にクロスを供給し存在感を見せた。望月は「ベストなコンディションではないが、自分が今持っているベストは出せた。(代表では)自分の通用する部分と足りない部分を痛感した。どちらもプラスに捉えてプレーした結果が今日につながった」とうなずいた。

 前日の午後に米国から成田空港に帰宅。米国戦後から日本の時刻に合わせて行動するなど対策したが、「飛行機の中でも寝られずに、こっちでも(午前の)3時くらいに起きちゃった。ヨーロッパ組は体調管理とかメンタルでも一流だから、やれているのだと痛感した」。目も充血した状態だった。収穫と課題を得た米国遠征を経て「米国戦の反省はまず対人の部分。

(この試合で)ああいう局面があったら振り切られないように意識していた。自分の特長を生かすとなったら(高さを生かした)プレーは価値にもつながるし、チームの力になると思う。それを常に意識しながらやった」と話した。

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