◆明治安田J1リーグ▽第30節 東京V―岡山(20日・味スタ)

 東京Vがホームで岡山と対戦し、前半を2―2で折り返した。

 リーグ戦はここ4戦未勝利で4戦連続無得点が続く。

J1残留へ重要な一戦に向けた一戦の先発が発表され、ケガで離脱していたDF林尚輝が4月20日以来の先発復帰。また27年からの加入が内定し、特別指定選手で登録されている日大のFW平尾勇人が初先発した。

 立ち上がりに待望のゴールが生まれた。前半7分。右サイドからFW平尾がクロス気味のシュートを放ち、相手GKにはじかれたものの左CKを獲得。このセットプレーでMF森田のボールをFW染野が頭で完璧に合わせて先制点を奪った。

 チームにとってリーグ5戦ぶりのゴール、染野にとって5月6日の横浜FC戦(2〇0)以来、今季3点目となった。

 前半20分頃にVAR機材チェックで数分間中断したが無事に再開。その後も東京Vは切り替えの速さ、球際の強さで主導権を握る。 しかし、前半37分にエリア内で岡山のFW江坂に決定的なシュートを放たれ、ここはGKマテウスがセーブしたものの、直後のセットプレーで江坂に頭で合わせられて同点に追いつかれた。

 さらに前半前半アディショナルタイム(AT)3分には岡山のFW一美に鮮やかなミドルシュートを決められて逆転を許した。

 それでも東京Vは直後のプレーでMF森田の左からのクロスをFW平尾が滑り込みながら右足で合わせて殊勲のプロ初得点。

チームにとって5月6日の横浜FC戦以来の複数得点が生まれ、前半は2―2で折り返した。

編集部おすすめ