◆明治安田J1リーグ▽第30節 東京V4―2岡山(20日・味スタ)

 岡山は敵地で東京Vに2―4で敗れた。

 前半8分にセットプレーから失点したが、前半37分に左CKからFW江坂が頭で同点弾を決め、前半アディショナルタイム(AT)3分にはFW一美の鮮やかなシュートで逆転に成功した。

 しかし、その直後のキックオフから東京Vに押し込まれ、MF森田の左からのクロスをFW平尾に右足で押し込まれて前半は2―2で折り返した。

 後半開始からFWルカオを投入して押し込んだが、決定機を作れずにいると、後半24分に東京VのMF福田に勝ち越し弾を許し、さらに同43分にもロングカウンターから4失点目。2―4で敗れ、昇格後初の3連敗を喫した。

 試合後、木山隆之監督は「悔しいというか残念な結果になりました。今日の関しては中身うんぬんではなく、勝負のポイントを全て外してしまった。最初の失点も、セットプレーで失点をしてはいけないという中で取り組んできたが、簡単に与えてしまいましたし、逆転した所まではよかったけど、その次のプレーで同点に追いつかれているようではやっぱり勝ちに持っていくことは難しい。後半、ルカオが入って押し込んだ状態でプレーを続けていて、そこでもうひとつゴールへの手があればよかったけど、簡単にカウンターで、最後の所でヴェルディのクオリティーはあったと思いますけど、カウンターのされ方もちょっとイージーだったように見えるし、4点目に関しては中の意図が合わなかった。勝負に勝つという意味では、今日のプレーでは勝てないなと思います」と振り返った。

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