◆明治安田J1リーグ▽第30節 京都0―1清水(20日・サンガS)

 京都はホームで清水を迎えたが、11試合ぶりの無得点&黒星を喫し、2位に降格した。5月31日のFC東京戦から続いていたJ1でのクラブ無敗記録は10(7勝3分け)でストップ。

勝利した鹿島が首位となり、柏と勝ち点55で並んだ。

 前半12分、清水にPKを与えてしまうが、シュートはクロスバーに阻まれ、ピンチを切り抜けた。同17分には京都のMFレオゴメスが右足でシュート。相手GKにブロックされ、先制点は奪えず。0―0の後半30分に失点し、同点に追いつけないまま、試合が終わった。曺貴裁(チョウ・キジェ)監督は11試合ぶりの黒星も、「間違いなくこのゲームで成長できる。我々はチャレンジャーのつもりで頂点を目指している」と前を向いた。

 今節は、リーグ最多タイ16ゴールのFWラファエルエリアスが出場停止。エース欠場のなかでも、後半15分にエリア内で体勢を崩しながらも右足を振り抜き、ゴールを脅かしたFW原大智は「残り8試合ある。決して下を向いていない。1試合、1試合、京都のサッカーをするだけ」と決意を語った。

 次戦は中2日の23日に、ホームで5位・町田と対戦する。

指揮官は「何試合ぶりに負けたとか言われるけど、何試合ぶりに負けようが、連敗でも負けは悔しいもの。勝っても、負けても、切り替えて、次にいいコンディションを作っていくのがプロ。今日のリベンジをしないといけない」と町田戦の勝利を誓った。

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