◆明治安田J1リーグ ▽第30節 横浜FM2―0福岡(20日・日産スタジアム)
横浜FMはホームで福岡と対戦し、2―0で勝利した。これでJ1通算550勝に王手をかけた。
相手を突き放す一発を沈めた。1―0の前半42分、DF角田涼太朗はFWジョルディ・クルークスの左CKにファーサイドから反応すると、やや下がりながらボールの軌道に合わせる。左足をボールに合わせると、ボールはそのままネットの中に吸い込まれた。
大きな追加点を決めた26歳は、これで3戦2発。センターバックながら得点を重ねている。「ジョルディ(クルークス)のキックの精度が高いので、うまく中を外せればというシーンは今日も何回もあった。ようやくセットプレーからチームとして点を取れたのは大きかった」と喜ぶと、「ホームで勝つことに意味があった。この間はふがいない試合をしてしまった。まだまだな点も多かったが、チームとしての底力、プライドを出せた。この勝利がまたここからの8試合につながるのかなと思います」とうなずいた。
後半36分にDF関富貫太に代わってDF諏訪間幸成が入った際は、左サイドバック(SB)に位置を変更。ここまでずっとセンターバックでプレーしたが、古巣に復帰後初めてSBを守り「相手も前に出てくるしかない状況で前線に競り合いの強い選手を並べてきた。