◆明治安田 J1リーグ▽第30節 C大阪1―1柏(20日・ヨドコウ桜スタジアム)

 C大阪は、柏と引き分けて連勝とはならなかった。MF本間至恩は後半21分から出場。

何度も相手のウイングバックの裏へ走り込んでチャンスを演出したが、最終盤での1対1を決めきれず「絶対に決めなければいけなかった。サポーターの皆さんに本当に申し訳ないですし、結果で返すしかない」と、悔やんだ。

 1―1で迎えた後半、ボールを保持する相手に対してC大阪は素早いカウンターからチャンスは作っていく。互いにシュートシーンはありながら、決めきれずに迎えた同アディショナルタイム。カウンターからFW中島元彦が中盤から右にはたき、FWルーカスフェルナンデスが中央に折り返す。ボールは、スライディングでのカットを試みた相手DFのつま先をかすめるようにして、中央を駆け上がった本間に届いた。

 相手GK、新潟時代のチームメートでもあるGK小島亨介と迎えた1対1の場面。ニアサイドへの誘いには乗らず、一拍おいてシュートを放つ。「ニアが空いていて1回フェイントを入れて、そのまま体が倒れていたので」と右隅を狙ったが、「間合いとか後ろのDFが戻ってきているとか色々考えすぎて」とコースが真ん中よりになってしまい、小島の左半身に当たって得点ならず。「悔しいとしか言いようがない」と、その場で天を仰いだ。

 次戦は、中2日でこの日首位に立った鹿島との試合が控える。「チャンスをもらえれば、結果を常に出したい」と、本間。

バネにして、次こそ決勝点を決めきる。

編集部おすすめ