◆明治安田J1リーグ▽第30節 浦和0―1鹿島(20日・埼玉)
鹿島は浦和を1―0で下し、勝ち点で並んでいた京都をかわして首位に浮上した。
採点と寸評は以下の通り。
鬼木達監督【6・5】1―0リード「だからこそ」のハーフタイム2枚替えで先手必勝。対浦和ドローの歴史に終止符
GK早川友基【7・5】これでもかと止め、守り、防いだ。筆舌に尽くしがたい人間国宝的パフォーマンス。MOM
DF濃野公人【5・5】前半終了間際の右サイドは決壊状態だったが、整理した後半は安泰
DF植田直通【6・0】浦和の3人のFWに決定的な仕事をさせず。2戦連続無失点勝利
DFキムテヒョン【5・5】局面では強さ発揮も、危険な位置で不用意なファウル。押し出さずとも守れる力はある
DF小池龍太【6・5】頭脳がフォーカスされがちだが、身体的パフォーマンスも高水準
MF三竿健斗【6・5】後半は暴れる知念、立ち塞がる三竿のドイス・ボランチでシャットアウト。常時安定していた
MF舩橋佑【5・5】攻められている時間帯、相手ペースの時間帯での立ち回りは依然課題。45分で交代に
MFチャヴリッチ【5・5】攻撃面で違いを発揮できず。組織の外側で個を生かそうとしているイメージ。組織という円の中での個性発動を
MFエウベル【5・0】失い方がよくない場面が多く、前半限りでお役御免。結果的に、中2日の次戦へ向けた温存にはなったが
FW鈴木優磨【7・0】獰猛的かつインテリジェンスなプレスで相手のミスを誘い決勝点ゲット。「逆(=浦和サポーター側)に決めたかった」と煽る気満々だった模様
FWレオセアラ【6・0】大きなインパクトは残せなかったが、小さなインパクトの積み重ねは十分にチームの力に
MF知念慶【7・0】後半開始時IN。
MF松村優太【6・5】後半開始時IN、突破以外の部分での貢献度が昨季までと格段に違う。いろいろな意味で計算できる選手になってきたことは大きい
MFターレスブレーネル【―】後半33分IN。出場時間短く採点なし
DF津久井佳祐【―】後半40分IN。出場時間短く採点なし
DF小川諒也【―】後半45分IN。出場時間短く採点なし
福島孝一郎主審【5・5】開始30秒で植田のファウルを「とってしまった」時点で詰みかけたが…何とか持ち直し
※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ(採点・岡島智哉)