◆明治安田J1リーグ▽第32節 東京V0―0浦和(27日・味スタ)

 東京Vがホームで浦和と対戦し、0―0で引き分けた。

 前節の神戸戦は0―4で敗戦し、J1残留に向けて残り7試合は重要な試合が続く。

ゴール裏サポーターからも「残り7試合、このクラブに関わるすべての人達と全部勝ちに行く。」との横断幕が掲げられた中で迎えた一戦。立ち上がりは浦和の圧力をかけた攻撃を受ける形となるが、浦和MF金子のシュートはGKマテウスがセーブ。連続でセットプレーのピンチを体を張った守備でしのいだ。

 前半19分には右CKから浦和FW松尾にフリーで決定的なシュートを打たれたがバーに救われる。

 東京Vは同26分にFW唐山がミドルシュートを放ち、そこから押し込む時間を作る。同35分にはDFラインからパスをつないで浦和ゴール前まで攻め込み、右CKを獲得。このチャンスは生かせなかったが、同39分にはMF斎藤が左足でミドルシュート。惜しくもゴール右に外れたが、均衡した試合となり、前半は0―0で折り返した。

 後半立ち上がりも浦和に押し込まれる展開が続くが、後半10分にMF新井の左クロスをFW福田が頭で合わせる。惜しくもゴールの上を越えるが、チャンスを作る。

 しかし、その後は浦和に押し込まれ、シュートを打たれる場面を迎えるが、GKマテウスのセーブや守備陣が粘り強い守りを披露。リーグ最多14度目の無失点試合で0―0の引き分けに持ち込んだ。

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