16人組ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGEの武知海青が28日、東京・後楽園ホールでDDTプロレス入団後、初のタイトルマッチ「第59代KO―D6人タッグ王座決定戦」に出場し、勝利を飾った。

 女性ファンから「海青」コールが飛び交う中での一戦。

武知は上野勇希、Toーyの両選手と組んで臨んだ。敵のムチ打ち攻撃を受け、場外乱闘で投げ飛ばされると観客からは悲鳴も。痛めた左膝を引きずりながらリングに戻ると、ドロップキックなどの大技を繰り出し、最後は相手レスラーを自らマットに沈めた。

 ベルトを獲得した武知は「チャンピオンになりました!」と雄たけび。観客に向けて「正直今までで一番しんどい戦いだったけど、ここでしか得られないものがある。皆さんもここでしか感じられないエナジーや幸福感、刺激を探し求めていると思うけど、それは僕らも同じ」と語りかけた。

 武知は2022年にABEMAの配信ドラマ「覆面D」でレスラー役で出演したことがきっかけで、24年にプロレスデビュー。この日がDDT入団後2戦目だった。

 ◆武知 海青(たけち・かいせい)1998年2月4日、兵庫県出身。27歳。2歳からダンスを始める。小5の時にバタフライで水泳のジュニア五輪に出場。

2014年のEXILEパフォーマー・バトルで最年少16歳でファイナルに残るも落選。その後、THE RAMPAGEの正式メンバーとして17年にメジャーデビュー。22年のTBS「最強スポーツ男子頂上決戦」では総合優勝。趣味はゲーム、筋トレ。身長182センチ、血液型O。

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