俳優の松平健が28日、都内で行われた国際NGO「ジャパン・プラットフォーム(JPF)」の設立25周年を記念したイベント「グローバルフェスタJAPAN2025」に、女優・村山輝星(きらり)とともに参加した。

 JPF25周年特別応援団に就任している2人が、国内最大級の国際協力イベントを盛り上げた。

71歳の松平は、15歳の村山と同じステージで「マツケンサンバ2」を熱唱。東京・明治座での主演舞台「大逆転!戦国武将誉賑(せんごくかーにばる)」を終えた直後に駆けつけたが、疲れを見せないパフォーマンスで会場の新宿住友ビル三角広場を沸かせた。「皆さんに笑顔になってもらいたいという気持ちでステージに立っている。少しでもお力になれたら」という松平に、村山は「最高でした!」と興奮しきりだった。

 子役出身の村山は、外務省やNGOなどで支援に携わる専門家とのパネルディスカッションにも登壇。「未来へつなぐ人道支援」をテーマに、国際協力について意見を交わした。パレスチナ・ガザ地区や能登半島地震などの現状を思い「知ることと、自分ごととして捉えるのが大事。意識を持っているだけでも小さなアクションにつながる」と関心を寄せていた。

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