◆第76回毎日王冠・G2(10月5日、東京競馬場・芝1800メートル、良)

 秋の東京開催開幕を告げる伝統の重賞は11頭で争われ、武豊騎手が騎乗したサトノシャイニング(牡3歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父キズナ)は2番手追走から3着に敗れた。日本ダービー4着以来4か月ぶりの秋初戦で、1番人気に推されていたが勝利はかなわなかった。

3歳馬は19年ダノンキングリー、20年サリオス、21年シュネルマイスター、23年エルトンバローズ、24年シックスペンス(22年は出走なし)と出走すれば5連勝中だったが、それもストップした。

 勝ったのは津村明秀騎手騎乗で5番人気のレーベンスティール(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父リアルスティール)で、勝ちタイムは1分44秒0。2着は2番人気のホウオウビスケッツ(岩田康誠騎手)が逃げ粘った。

 武豊騎手(サトノシャイニング=3着)「少し力んでいたぶんで、そのあたりがうまく行けばもうひと伸びできたと思う。そのあたりが課題ですね。ただ、まだ3歳馬で現時点でこれだけやれればね」

編集部おすすめ