10月5日に東京競馬場で凱旋門賞・仏G1(パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)のパブリックビューイングが行われた。約7900人が競馬ファンが集結してクロワデュノール(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キタサンブラック)、ビザンチンドリーム(牡4歳、栗東・坂口智康厩舎、父エピファネイア)、アロヒアリイ(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父ドゥラメンテ)に日本から大声援を送ったが、悲願は今年もお預けとなった。
通常の東京競馬開催終了後にいったん閉門し、21時に再度開門。昨年の約4600人を上回る競馬ファンが集まり、先着5000人にプレゼントされた「凱旋門賞パブリックビューイング限定 日本馬応援フラッグ」を手に入れることができず悔しがるファンの姿もあった。
レース直前に雨が降る映像が流れると、どよめきが起きた。直線に入ると一度は大歓声が湧き上がったが、レース後はため息に変わった。応援フラッグを握りしめて声援を送った50代男性の会社員は「直線は力が入りましたが残念です。重馬場じゃなければ」と悔しがっていた。