自民党の高市早苗新総裁が9日放送のテレビ朝日系報道番組「報道ステーション」(月~金曜・午後9時54分)に生出演した。
東京・永田町の国会記者会館で大越健介キャスターのインタビューに応じた高市氏は「政治とカネの問題で不記載のあった議員の扱いで公明党との齟齬(そご)があると思うが?」と聞かれると、「政治資金の流れに関して全部、口座取り引きでやる。
大越氏が「公明党は企業・団体献金については都道府県連であるとか、自民党本部であるとか、そういう大きなところをひっくるめて、透明化を高めてほしいと言ってますが、どうですか?」と聞くと、「私は公明党の方から初めてうかがって、そういう話が出てくるとは思ってなかったんですが、それ以前に国会議員の支部ですとか地方議員の政党支部ですとか、そういったところはいいんだろうって形で合意をしたからそうなってるんだろうという理解でおりました」と返答。
その上で「ただ、私たち国会議員の支部にしても収支報告をしますよね。それで1円単位の領収書であっても保存して開示請求があったら何日もコピーを撮り続けて、それを開示しますよね。だから、そういった形の方が透明性があると私は感じましたので、だから、県連に全部、オカネが集まるとか、そっちの方がもしかしたら、チェックが働かないんじゃないか?っていう…。透明性が一番大事、チェックをいろんな人ができる。それが一番大事だと思ったんで、そこはどうお考えなんだろうという疑問は申し上げさせていただきました」と答えた。