大阪・MBSテレビの情報バラエティー「せやねん!」(土曜・前9時25分)が11日放送され、自民党・高市早苗氏の新総裁選出を取り上げた。

 番組では特集として高市氏に扮(ふん)した吉本新喜劇の金原早苗(きんばら・さなえ)が高市氏の地元・奈良をロケで巡った。

滝川クリステル氏のモノマネでも第一人者の金原。自民党総裁選は高市氏と小泉進次郎氏との決選投票となったが、この時点で総裁本人と“ファーストレディー”のどちらも対応可能となり、ウハウハの状態だった。結果は高市氏が選出された。前後して、清水ミチコ、Aマッソ・むらきゃみ、なかじままりと、同氏のモノマネを行う女性タレントが続出。金原は「あんなんニセモノです。同じ名前の早苗こそが高市早苗さんのモノマネをすべきだと思います。私がモノマネ新総裁のトップです」と奈良公園でシカと戯れながら宣言した。

 選出後、高市氏のモノマネでの“初仕事”が「せやねん!」だったという金原。さらに奈良市内にある奈良トヨタグループの博物館「まほろばミュージアム」を訪問した。高市氏の総裁選出後、入場客が約10倍に増えたという同館で、金原は高市氏のかつての愛車で、同館に寄贈した91年式のトヨタ・スープラに体験乗車。「このクルマのように馬車馬のように働きますよ!」と気合を込め、最後は「早苗あれば憂いなしやで」と締めていた。

 VTRをスタジオで受けた吉本新喜劇座長の酒井藍は「競ってましたから、信濃(岳夫)兄さんも小泉進次郎さん(のモノマネ)でずっとやってはったんで、ガッカリしてはった」と、金原とニコイチでコントを展開していた信濃の落胆ぶりを明かして笑いを取っていた。

編集部おすすめ