◆2025 パーソル クライマックスシリーズ パ・ファーストステージ 第1戦 日本ハム―オリックス(11日・エスコンF)

 日本ハム・郡司裕也捕手が「5番・三塁」でスタメン出場。1点リード、4回2死走者なしの場面でオリックス・山下から左翼席のエスカレーター側面を直撃する1号ソロを放って、貴重な追加点を挙げた。

派手にバットを放り投げて駆け出す確信弾。新庄監督はベンチに戻ってきた郡司と握手し、少し呼び止め耳打ちした。

 CS開幕前、新庄監督が自身のインスタグラムで“ザ・ユーテリティー”と題し、阪神時代の中堅、遊撃、二塁、投手のプレー動画を公開。「ボスも昭和の郡司君としてやらせてもらってました。だから監督になっても数多くのポジションに挑戦させ チャンスはいくらでもある そのポジションを守らせられた時に、打ちまくれば また違うポジションで必ずチャンスはある そしてまた打つ! 最終的に正ポジションは監督が決め 落ち着き スターになって行く」とコメントを添えた。

 それに対して郡司は10日、「ボスの現役時代はレベル高すぎです。光栄ですが、僕はあんな高クオリティーな守備ではないですが」と謙遜しながらも、感謝。「そのときどきで与えられる役割は違う。今年はCSをバチバチに意識してやっていきたいです」と誓っていたが、三塁でスタメン出場して期待通りの結果を残した。

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