巨人の桑田真澄2軍監督が14日に引退を発表した長野久義外野手に感謝の言葉を贈った。

 長野は16年目の今季、2軍で58試合に出場し、長い時間を過ごした。

その姿を近くで見ていた桑田2軍監督は「あれだけの実績があるベテランになると気持ちが切れるんだけど、本当に切らすことなく若い選手たちのお手本になる言動をずっとしていました。感謝しています。スタメン、DH、代打、どの役割もしっかりプロフェッショナルを意識してやってくれました」と称賛。「こちらから『ちょっと気持ち入れてやれよ』ということは一度も言ったことがない」と試合や練習に真摯に取り組んでいた姿勢を明かした。

 14日の引退会見で、大学院への進学を希望していることを明かした長野。桑田2軍監督は「現役は終わったけどこれからの野球人生の方が長いので。今度は支えるというところでも大活躍できるように。野球界に貢献してもらいたいなと思います」と今後に期待した。

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