新日本プロレスの練習生で東京オリンピック柔道男子100キロ級金メダリストのウルフアロンが14日、自身の「X」を更新し、来年1・4東京ドームでのデビュー戦が「H.O.T」EVILに決定したことへの思いをポストした。

 ウルフは13日の両国国技館大会でNEVER無差別級選手権試合で王者・ボルチン・オレッグを破りベルトを奪還したEVILが試合後も「H.O.T」のメンバーと共にボルチンを袋だたきすると、リングに乱入し払い腰で高橋裕二郎、金丸義信を投げ捨て、ボディースラムでディック東郷をたたき付け、EVILとにらみあった。

 バックステージでウルフは「まだ練習生っていう立場だったんでリングの上で止めるってことはしてこなかったんですけど、今日は頭で考える前に体が動いてしまっていて」と乱入した真意を激白し「正直今の立場で僕が言っていいことではないと思うんですけど、1・4デビュー戦。EVILとやらせてください」と要求した。

 これにEVILはウルフへ「イチ練習生の分際で生意気なマネしてくれたな、この野郎」と憤慨し「死ぬ覚悟があるなら叩きつぶしてやるからな、分かったか、よく覚えておけ」と受諾。新日本プロレスは14日に両者の対決を発表した。

 注目のデビュー戦が無法の限りを尽くす「「H.O.T」総帥に決まったことにウルフは「X」で「残り82日。全身全霊で倒しにいきます」と決意を表していた。

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