【セＣＳ】今季１２球団トップの防御率２・２１の鉄壁投手陣で白星スタート、森下翔太が先制Ｖ打
６回２死一、三塁、小野寺暖が右前適時打を放ち、生還した三塁走者・佐藤輝明（８）がベンチでナインに迎えられる　（カメラ・馬場　秀則） 画像（1枚）

◆２０２５　ＪＥＲＡ　クライマックスシリーズ　セ最終ステージ第１戦　阪神２―０ＤｅＮＡ（１５日・甲子園）

　セ・リーグ１位の阪神がＤｅＮＡを破り、白星スタートを決めた。

　先発の村上は５回５安打無失点。

「丁寧にという気持ちが強く慎重になりすぎてしまい、球数が多くなってしまいました」と再三ピンチを背負ったが、「ランナーも出しながらでしたが０点で粘れたところは良かったです」と点は与えなかった。６回以降は及川、石井、岩崎と鉄壁のリリーフ陣でリードを守り抜いた。

　攻撃陣は０―０の６回１死二塁。二塁走者の近本が三盗を決めて好機を広げ、森下が「（近本）チカさんに三盗してもらって、すごく楽になりました。犠牲フライでＯＫの気持ちで、ゾーンを上げて自分のスイングを心掛けました」と先制の中前適時打を放った。さらに、途中出場の小野寺の右前適時打で２点目を奪取。ゲームの主導権を握った。

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