巨人のライデル・マルティネス投手が16日、報道陣の取材に応じ、今季を振り返った。

 中日から移籍1年目の今季は、キャリアハイの46セーブをマーク。

セ・リーグ記録に並び、自身3度目のセーブ王を獲得した。クライマックスシリーズでは来日9年目で初めて登板。1回2/3を2奪三振、無失点の好投を見せたが、チームは第1ステージでDeNAに連敗して敗退。「1番の目標だった『優勝』はできなかったけれど、みんなできることはやったと思う。来年に向けて何かを大きく変えるというよりも、やることをやる。プレーオフでもっとアグレッシブさを出していければ優勝、日本一という目標にたどり着く」と、強い思いを口にした。

 今後は母国・キューバに帰り、オフシーズンを過ごす予定の右腕。26年にはWBCも控え、名球会入りとなる通算250セーブまで残り38セーブに迫る。「日々の積み重ねでそこ(250セーブ)に辿り着くと思う。代表でプレーしても、一番大事なのはケガをしないこと。そこは常に頭に置いてコンディションを維持したい。自分のスタイルでチームを助けられたら」と、これまでと変わらぬ姿勢で臨むことを強調した。

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