◆第78回秋季全道高校野球大会 ▽準々決勝 立命館慶祥5―4札幌日大(16日・プレド)

 春夏通じて初の甲子園出場を狙う立命館慶祥が札幌日大を5-4で下し、2022年以来3年ぶりの4強入りを決めた。

 1回に暴投で1点を先制すると、4回は2本の犠飛で2点を追加。

6回には左投げで二塁を守る9番・影近陸(2年)が左翼超えの2点適時二塁打を放った。 投げては背番号1の右腕・蝦名留維(2年)が打たせて取る投球で試合を作った。終盤に1点差まで追い上げられたが、柿沢成那(なずな、2年)、吉野瑛太(2年)への継投でリードを守り切った。

 江別市の立命館慶祥、北広島市の札幌日大。学校所在地の市は異なるが、野球部のグラウンドは直線約400メートルの距離にあり、車で5分ほど。間に林があるため目視で互いの姿を確認することは出来ないが、練習中の声は聞こえてくる。

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