【秋華賞】６番人気のパラディレーヌが大外枠克服して３着　丹内祐次騎手「展開がはまってくれていれば…」
パラディレーヌ 画像（1枚）

◆第３０回秋華賞・Ｇ１（１０月１９日、京都競馬場・芝２０００メートル、良）

　牝馬３冠の最終戦は１８頭で争われ、２番人気のエンブロイダリー（牝３歳、美浦・森一誠厩舎、父アドマイヤマーズ）が快勝。ゴール前でエリカエクスプレス（武豊騎手）を差し切り、桜花賞との２冠に輝いた。

勝ちタイムは１分５８秒３。

　クイーンＣから連勝で桜花賞を制した後、オークスは９着。過去１０年で６頭が勝っているオークスからの直行で、見事に巻き返した。桜花賞との２冠は９８年ファレノプシス、０１年テイエムオーシャン、０７年ダイワスカーレットに続く４頭目。

　クリストフ・ルメール騎手は、昨年のチェルヴィニアに続く連覇。１７年ディアドラ、１８年アーモンドアイに続く２度目の連覇となった。

　５番人気のエリカエクスプレス（武豊騎手）が逃げ粘って２着。６番人気のパラディレーヌ（丹内祐次騎手）がメンバー最速の上がり３ハロン３４秒４の脚を繰り出して３着になった。

　丹内祐次騎手（パラディレーヌ＝３着）「外枠で前半を中途半端に外を回りたくなかったので、控えて前半は大事に脚をためました。いい脚を使って能力は見せてくれたが、展開がはまってくれていれば。よく頑張っていると思います」

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